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令和3年3月7日の中国新聞に掲載されました。

『まなび(newspaper in education)というコーナーのNIEこれ読んで 担当記者から』 に呉市の農園について取り上げられました。

以下転載

コーヒー国産化に挑戦
コーヒー豆販売のニシナ屋珈琲(広島市東区)は、2月19日、国産豆の自給に挑む事業の第一歩として、苗木の植樹祭を呉市広石内で開いた。品種改良で耐寒性を高めた木を5月から本格的に植え、来秋の収穫を目指す。(2月20日付朝刊)記者 呉支社・東谷和平

寒さに慣らし冬乗り切る

湯気とともに立ち上る香り、深い味わい・・・。寝覚めや食後のコーヒーが好きという人もいるでしょう。焙煎する前の原料の豆はほとんど海外からの輸入に頼っています。そんな中、豆を育てるところからコーヒーを国産化しようと2月に呉市で栽培に向けた取り組みが始まりました。
コーヒーの木は暖かい気候を好み、農園は、赤道を挟んだ「コーヒーベルト」と呼ばれる地域に集中しています。ブラジルやベトナム、コロンビアが主要な生産地。日本では冬を乗り切るのが難しく、沖縄県などにわずかに例があるだけ。国産化への道のりは簡単ではありません。
ニシナ屋珈琲は、種の時にマイナス60度まで冷やして寒さに強くし、成長速度を速めた苗木を使うそうです。5月から呉市で本格的に植えていきます。農園にはビニールハウスを設け、気温が冷え込んでも内部を13度に保つ対策をとって冬に備えます。

新谷隆一社長に事業の可能性を尋ねると、「国産だから安心安全をアピールできる。世界中でコーヒーを飲む人は増えており、輸出のビジネスチャンスもある」。市場の動向を捉えた戦略的な計画だと分かります。今後は東広島市や三原市でも栽培を始め規模を大きくする予定です。
どんな味わいになるか、今からわくわくしますね。私たちの食生活は、様々な人の挑戦によって発展してきました。そのことへの感謝も忘れないようにしたいものです。

以上転載終わり

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